【質 問】 繰り延べ資産という考え方が良く分からないです。 費用なのかも良く分かっていない状況で困ってます。 短期で償却すると負担が大きいから5期に分けると言う話はわかります。 【回 答】 繰延資産というのは、既に代価を支払ったか又は支払義務が確定していて、 これに対する役務の提供も受けたのに、その効果が将来にわたって 表れるものをいいます。 だから、金銭や財貨や権利のように法律的資産ではなく、むしろ本来は 費用なんですが、会計処理上、資産とした方が合理的だから資産として 扱うというものです。 前払費用や未収収益もそれに近いのですが、違う点は 繰延資産の場合は、役務の提供が完了しているという点です。 負担が大きいから5期に分けるというよりも、1期(支出年度)だけが負担 するのは不合理だから分けるのです。 では、どんなものが繰延資産になるかというのは、商法では8つの 限定列挙ですが、税法上はもっと認められています。 いずれにしても、会社の判断で決めるものではなく、法律で定められて います。