【質 問】 商簿では科目が資産なのか、負債なのか、費用・収益なのかを 意識しながら勉強していきましたが、工簿でもそういったことは 常に頭に入れながらやっていった方がいいんですか? 仕掛品、製造間接費、材料消費価格差異はそれぞれどういったものと 理解すればいいでしょうか。 仕掛品科目の感じが今一つつかめません。 材料消費価格差異は、後で売上原価にプラスするために振替えられる 仮置きのようなものといった感じですか。 また、振替えはいつ行われるのですか? 7ページに「実際原価計算を前提にしていますから」とありますが、 実際原価計算とはなんですか。 【回 答】 資産・負債・資本・収益・費用という分類は、どうしてもPL・BSに 結びつくんですが、 工簿では、製造原価を把握するための原価要素勘定や集計勘定が出てきます。 例えば、仕掛品勘定は製品製造のために消費された原価を集計して 当期完成品製造原価を把握するための集計勘定です。 製造間接費も集計勘定です。 材料消費価格差異も差異金額を一旦集計しておくための科目です。 >また、振替えはいつ行われるのですか? 工業簿記では毎月損益振替を行います。 >7ページに「実際原価計算を前提にしていますから」とありますが、 >実際原価計算とはなんですか。 実際に消費された金額で製造原価を計算する方法です。 材料の払出記録や賃金台帳などによって実際額を把握して計算します。 それに対して標準原価計算は原価標準(目標のようなもの)をもとにして 計算をします。