【質 問】 シングルプランの差異は、実際原価計算の材料消費価格差異、賃率差異 のイメージでいけそうなんですが、 「パーシャルプランの差異は、仕掛品勘定で計算される」とあり、 実際消費額にしたことにより仕掛品勘定の借方と貸方が一致しなくなった 差異みたいですが、 この差異は言葉に表すとどういう差異なんですか。 【回 答】 実際原価計算の予定価格法では、材料消費価格差異を計算しましたね。 数量は実際数量を使っていたはずですから、数量差異はありません。 標準では、価格差異(これは予定価格法の場合と同じ考えです)と 数量差異が生じます。 また、労務費差異も実際原価計算では賃率差異だけでした。 作業時間数は実際時間を使っていたからです。 標準では、ここでも標準時間と実際時間の差から時間差異を計算します。 つまり作業能率が良かったかどうかということですね。 あとは製造間接費の配賦差異です。 これは、実際の場合は予定配賦率×実際時間(配賦基準)=予定配賦額 予定配賦額−実際発生額=配賦差異 というように計算していましたが、 標準では、標準配賦率×標準時間=標準配賦額  標準配賦額−実際発生額=配賦差異 と計算しますから 作業能率的な差異も計算します。 パーシャルプランでは、仕掛品の借方に実際額を持ってくるので 以上のような差異がそこで差額になってきます。