【質 問】 売上原価勘定で計算するというのがよく分かりません。 【質問の回答】 がんばってますね!<口癖?(^^ゞ しかし、売上原価のところはややこしいでしょう。 仕入勘定で計算するほうは分かりましたか? 売上原価=期首商品+当期仕入−期末商品 という計算式を納得することがまず第1のポイントですね。 仕入勘定には、当期仕入高がすでに記入してあるので (仕入のたびに、借方仕入/ と仕訳しているから) あとは仕入勘定に期首商品を足して、期末商品を引くように すれば、そこで売上原価が残高になる(計算できる)という ことです。 そのための仕訳が、 仕入××/繰越商品×× 繰越商品××/仕入×× ですね。 それを売上原価勘定で行うという方法は、決算時にわざわざ 売上原価を計算するためだけに、新しく「売上原価」という 科目をつくって、そこで同じことをしようというものです。 そのためには、仕入勘定で計算したときよりも仕訳が増えます。 何故かというと、仕入勘定なら当期仕入高がもともとそこに 書いてあったのに、売上原価勘定で計算するためには それも振替える必要があるからです。 そこで、次のように期首・当期・期末の3つを振替えることになります。 期首商品  売上原価××/繰越商品××(売上原価の借方へ) 当期仕入  売上原価××/仕入××   (売上原価の借方へ) 期末商品  繰越商品××/売上原価××(売上原価の貸方へ) なぜこんな面倒なことをわざわざやるのかというと、 仕入勘定に当期仕入高を残高として残しておきたいからです。 そうすると、決算整理をした後の残高試算表で、仕入勘定を見ると 当期仕入高が出ているからですね。 売上原価というのは、当期の仕入高(取引高)がそのまま表れるとは 限らず、在庫の量に左右されるものだから、仕入活動の状態は 当期仕入高でないと判断できないと考えるからです。 でも、3級でも98%くらい(微妙?)は、仕入勘定で計算する方法です。 OKでしょうか?また、追加質問もどーぞ。