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仕訳
  「簿記上の取引」が発生すると、それを帳簿に記入していきますが、記入の際は、複式簿記の考え方にしたがって取引を二つ以上の取引要素に分けます。
その二つ以上の取引要素を勘定科目で表現して借方(左側)と貸方(右側)に記入します。この一連の作業を「仕訳」といいます。
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仕訳の方法 例えば、あなたがスーパーマーケットを経営しているとしましょう。
商品としてイチゴを10,000円仕入れて、代金を現金で支払ったとき…

スーパーマーケット 矢印

矢印
イチゴ

お金
矢印

矢印
仕入先
仕入先

お店の財産が変動しますから、これは簿記上の取引になります。

                 矢印

この取引を二つ以上の要素に分けて捉えます。
何が増えて何が減ったかと考えると分かりやすいでしょう。

                 矢印

何が増えたか? イチゴ が増えた。  何が減ったか? お金 が減った。

                 矢印

これを勘定科目に置き換えてみます。

        イチゴ は「商品」です。お金 は「現金」です

「商品」が増えて、「現金」が減ったということですね。(注:4級の考え方です)

                 矢印

これを借方と貸方に分けて書きますが、このときにルールがあります。
「商品」が増えたときは「借方」に書きます。
「現金」が減ったときは「貸方」に書きます。 借方(商品)10,000/貸方(現金)10,000 ですね。金額は両方に書いておきます。

                 矢印

これが仕訳ですが、勘定科目の使い方として、商品を仕入れたら「商品」が増えたとはしないで、「仕入」という費用が増えた(発生した)とする方法もあります。
借方(仕入)10,000/貸方(現金)10,000 この方法のほうが一般的です。
(注:3級の考え方です)

                 矢印

取引の中には、このように借方と貸方に勘定科目が一つずつのものもありますが、
どちらかが二つ以上になったり、両方とも二つ以上になったり様々です。
ただし、あくまでも一つの取引を借方と貸方の要素に分けているだけですから
借方の金額の合計と貸方の金額の合計は必ず一致します。これを貸借平均の原則といいます。 
仕訳のルール   仕訳では勘定科目の種類によって、増加減少ごとに借方・貸方のどちら側に書くのかが決まっています。
    借方に書く  貸方に書く 
 資 産 増加 減少
 負 債 減少 増加 
 資 本 減少  増加 
 収 益 取消  発生 
 費 用 発生  取消 

先ほどの、「商品」が増加・「現金」が減少という取引は、
「商品」と「現金」は両方とも資産の勘定科目ですから、増加は借方で減少は貸方です。

                 資産の増加   資産の減少
              借方(商品)10,000/貸方(現金)10,000

仕入勘定を使った場合は、
費用(仕入)の増加と資産(現金)の減少ですね。

               費用の増加(発生)  資産の減少
              借方(仕入)10,000/貸方(現金)10,000 

取引要素の組み合わせ   このように取引を要素に分解して借方と貸方に記入していくわけですが、その組合せは、上の借方要素と貸方要素の 組合せになります。したがって、仕訳をするためにはこのルールを覚えることと、勘定科目を覚えることが必要です。 
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